例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

1bit、10月、ツイート詩、#、

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90才まで今の体力で維持できる気もないし実際今の生き方でやり残しているものはセクシー画像や動画の処分をいつのタイミングでやるかしかない。しかし今日でも交通事故で死ぬかもしれない。いつ消去すべきか、後悔はしたくない。しかし死んでから発見されるのも嫌だ。こんな生の執着。

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陰口を言う奴の陰口を言う奴になりたくないから陰口を言わないように距離を置くと全ては一見さんの世界になってしまう。
仲間以外を排除していく世界はまるで、防衛費ばかりせがんで戦争したがる国のようだ。
矛盾した気持ちで安心を求めている。

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子供たちは素直に流れている情報を得て育っていく。
あれを食べれば健康になる。
あれをすれば幸せになる。
あれを買えば金持ちになる。
あれはこれをそうしたもんだよ。
あれは嘘だけどこれは本当だよ。
そもそもあれというものは存在しないのに。
あれやこれやそれを使う人はあれだからね。

あれ。

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国民が優秀過ぎるから政治家はバカやれる。 
いつもケツを拭くのは俺たち。

我慢、看護、税金、黙食。

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俺の知ってる新宿はもっと猥雑でエロくてギラギラしていた。
俺も新宿もすっかり年取ったみたいだ。
若者がビルの隙間で体育座りして寝ている。
ハトは変わらずに街を彷徨いている。
平和の象徴だけが置いていかれたみたいだ。
何台ものゴミ回収車が俺の隣をすり抜ける。
もう振り返ることはなかった。

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花を見て綺麗だと言える時間もなかった水商売のウェイターの頃、
マネージャーに貰った金でバースデーの花を買って歌舞伎町市役所通りを歩き、そのまま花園神社でサボって神に願う人を眺めていた。

身近には花があった。

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コロナ禍のさなかの運動会
順位を気にする娘が一番ビリで走っている。
だけどお前の身体を知っている俺は
いつでも一番にお前を褒めてあげたい。
これからの人生で
たとえビリになっても
お前の親である俺はいつでも
一番にお前を誉めてあげたい。

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