例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

1bit、9月、ツイート詩、#、


#

なーんか
うらやましいんよなぁ
つーて
なーんか
つらそうなかおしてんなー
つーて
道を歩いてんと
ショーウィンドウに顔が映ってて
すんごい目が死んでんの
それ気付いたら
車の音や人混みの音やなんやら聞こえて
色がバーってカラーになったんだよね
それが始まりかな

町で
他人見んくなったの

#

今まで好きだったものや大切にしていたものがある日突然

いいや
になって
さよならも言わずに途中下車
さよならも言わずに途中下車
しちゃう人いるじゃない
それ
自分なんよね。

#

町ではない街でスカウトしていると
頭のおかしい子は
振り向いただけでわかる
普通は振り向かないから
先に手首や
ピアスや
タトゥーをチェックして
目を見る
心の隙間が空いている子は
唇も空いている
何万人といる中で
光り輝く人を
見つけるのが好きだった
今も
眺めるのが好きだ。

#

上手いことオカマ掘られて
首痛い腰痛い言って保険屋から金
せびりたいなぁ
と思てたら
自分が加害者になっちゃった
とほほのほ
しょんぼりしながら
携帯見ながら運転したら
年下の同僚に叱られた
はぁ?
反省するわけないだろが!
ガンガン携帯見ながら運転するわ!
チラブーンキードカーン

死亡。

#

自慢ばかりしてマウントとって格下と感じたら口調が変わる親分肌の奴に
貯めて溜めてからブチ切れるのが好き
まあそれで人間関係うまくいかないけんどさ我慢すんのが社会なら
我慢して壊れた人の社会はどこなん
逃げれるんなら
逃げて楽する
それが幸せか不幸せかなんて
今が爽快ならええやん。

#

ミノムシが




垂れ下がって

何百匹のミノムシを指で摘んで
バケツに入れた
もぞもぞと蠢くミノを眺める
このミノムシ達を殺すのは簡単だ
殺虫剤の袋に閉じ込めれば良い
だけどかわいちょうねぇ
もぞもぞしとるんよねぇ
じー
どうすればいいかわからんから
隣の柿の木にばら撒いた。

#

本当にしたたかでずるい人間は
生活保護を貰いながら働かずに
精神病んでるふりして遊んでる

と長年の肉体労働者は膝をさすりながら仲間と団欒している

詰所の入り口に
グリーン活動で栽培した
ツルレイシが実っている

誰も取る人が居ないので
監督に頼み頂いて食べた

初秋 苦い顔 強い風

黙食。

#

素敵な詩は風
一瞬で心をよぎる
だから覚えていない

他人のせいにしている
他人のせいにして
自分は逃げている

すぐばれるに
しらんに
そんなんしたらいけんに

嫌な気持ちにさせる言葉を反語にするのが好き
はんなりと笑顔で伝えるのが好き

すぐばれるに
しらんに
そんなんしたらいけんに
いけんに。

#

召集令という言葉が
この時代にも聴こえるなんて

身勝手な権力者に無抵抗な市民は従い
やがて街の花は軍用靴に踏み躙られる

圧巻

壮大な爆撃

ドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカン。

#

上流階級は徴兵されないらしい
上流階級になったら
美味いもん沢山食べれるらしい
上流階級になったら
美女と良い事沢山出来るらしい
上流階級になったら
交通渋滞巻き込まれないらしい
上流階級になったら
広くて豪華な家に住めるらしい
上流階級になったら
皆寛大で愚痴も文句も言わない

らしい。

#

1999を思うと
幡ヶ谷の風呂なしトイレ共同四畳半を思い出す
プリンスが鳴り響く部屋で
フェンダーのギターを弾いたり
低い天井を眺めて泣いたりした

歩いて五分くらいに銭湯があり
歩いて十分くらいに駅があって

1999に滅亡するのを信じて
自転車で新宿や渋谷に行き
パーティーのように
遊んでいた。

#

互いに手に届くものを大事にしていけば世界は上手く行く
皆んな遠くの蜃気楼を触ろうとして
大事なものを落としている。

#

きみしか心を寄せてない
きみしか心を見せてない
きみしか心を開けてない
きみしか心を預けてない

きみしか心を寄せてない
きみしか心を見せてない
きみしか心を開けてない
きみしか心を預けてない

きみしか心を寄せてない
きみしか心を見せてない
きみしか心を開けてない
きみしか心を預けてない

#

政治家達は国会中継されないから皆んな居眠りしたりスマホをしたりしていると決めつけてしまう
上流市民権を得てインドネシアで脱税しながら適度にYouTube配信して金稼ぐ奴らを軽蔑する気にはなれないが
そもそも興味がないふりをしてTwitterで悪口を書いている人になりたくは無いこともなくなくはない。

#

生まれてすぐにハンデをもらって生きる人を良く思わない人も
長く生きて体が衰えたらハンデを貰う

いじめっ子も
大人になってから
いじめられっ子になる

時もある

茄子が昔食べれなかった嫁が俺の作った茄子の味噌肉炒めを美味そうに食べている

きっかけはどうであれ
いつか仲直り出来たらいい。

#