例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

練乳をポイントカードで買うと書いた紙がファミレスに落ちていたから。

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小さいよ、小さいよ、ぽたり、ぽたり、ポタポタと響き渡るスリッパを履く、水滴、それとも、線香花火、パッと散るあなたが好きだったと口に出したくないから診療所の待合室で黙っている。アルコール消毒をしているあの子からの脇の匂いが好き、なんで口に出したくないから診療所の待合室で泣いている。全身から総毛立った青春はテレビ台の前にある。画面の若者が首都から脱出しようと電車に乗る。乗らざるを得ない。真っ白な景色が窓から映る。この前会った彼らしき影に挨拶を交わす。思わず出した右足でカマキリを踏むと、白い線虫が蠢く。そんな不安の中、一列に並んでラジオ体操をしている朝を想像している。なんで口に出したくないから診療所の向かいの席のあの子の体臭を嗅いでいる。きっと消しゴムで通勤電車のハンコを掘る仕事をしているのだわ。と認識する。チェック柄の壁紙、今流行りの音楽を鍵穴に耳を傾けて盗み聴きをしている少年は、記憶のトラウマの一つ。そんな日の帰り道、チカチカする街灯に裸の女性が美しい三輪車にまたがっているのを見かける。見栄えは良いかも知れないが、少しおとなしげで儚く見える。赤い羽根募金で貰った羽を渡すと、もっともっと、と懇願してくる。何年もかけて集めた赤い羽根で女性はビルから羽ばたく事を考えている。きっと脳漿は弾けて幼い赤子に乳を飲ませる女性の足元に落ちるのだろうけど。まさかそんな筈はない。さっきからお腹がキュルキュルする。えーと、きみと、きみと、きみがくっついたら、多分幸せ。きみと、きみだったら、多分不幸せ、そんな占いをしてから嘘をつく。凄く興奮してこない?泣かないで。一日中、興奮していたら疲れちゃうの。悪い人達って眠たくならないクスリが好きなの。眠たくなるクスリの方が好きだけど、眠なくならないクスリは寝ないから幻覚をみるだけ。眠たくなるクスリは寝ながら夢が見れるから一石二鳥じゃない?だから筋肉フニャフニャなのねって友達に言われる。不実な日々。一つ、一つのストーリーを描いて、おいで、喉を鳴らして。一つ、一つのストーリーをすり減らして、思い出を、すり減らして。ねぇ、外れてしまったんだよ。打ち寄せては返す質疑応答に、満潮は近くてダージリンティーは甘い。メロンパン専門店は満ち潮のカケラ。二次元の子供達に興味はなく、幾らチョけてもシメられない、この世界が好き。首をキツく締めている。幾らでも叩く引き潮の時間。白くて苦い、白々しい泡。こらぁ、服をめくるのは止めろぉ、咳がでる子供達がはしゃぎながらベットの上で飛び跳ねている。ピーターパン。事実、空には無数のオイルミストが舞い、粒子が浮いた星空の下、降下していく、冤罪。誰もが口にせずに騙された吸収缶を装着してから配布する。その空間を気積という言葉だけでは足りない。口の中の味覚がなくなる。たぶんだけど甘酸っぱい。辛酸っぱい。苦酸っぱい。このトライアングルのグルがぐるぐるしている。トライアンは微動だにしてない。分裂して虎、胃、餡、となる。想像するとやはり、虎も餡がたっぷり入っている饅頭が好きだったのかと近寄る。そして喰われていく、事案。残りを貪るのみ。鉢あわしたサラリーマン。疲れたワイシャツとeau de Cologneそれ、Matsuzakaya、それともPARCO、水増し決算してポルシェを買って納車日にいきなり壊したら少しはあの子の機嫌も治るのかなって、すぐ泣く、すぐ泣くあの子が好きすぎて、口に出したくないから診療所の待合室で黙っている。おちんちん、とこっそりと書いていると子供が覗き見してキャッキャと笑う。見るなよぉ、脇を締めて目のすぐ側まで近づけて隠しながら文字を打つと女子高生が盗撮ですと携帯を奪った。とても素敵な一行が吹き飛んだから頭に血が上って、思いっきりその子の髪の毛をむしってビンタする。きっとその子のアオハル。こんなに溜まっていたんだね。凄い、凄いよ。だけどおさまらないまま明日になっちゃいそう。もう、まだまだいけちゃいそう。モフモフ。いくらだっていけちゃう。ポムポム、オノマトペだって飛んでっちゃう。どんな効果なの、知らない。ティロリン。可愛い。止まらない。一言で表現して。無制限な過ちの抽象的なエロと感覚的なユーモアをニュートラルな状態で混ぜたい。マクドナルドのシェイクのように大衆化出来るのなら、幾らだって構わないけど、もうすぐ日が暮れちゃう。膀胱が腫れちゃう。ゴトンゴトン、次の駅だから待ってて。切符が見当たらないままだけど、次の駅だから待ってて欲しい。誰かしらとLineしてエッチな事をしている人と、誰かしらとLineしてエッチな事をしている人を書く人と、一緒にして、想像して、勃起していると書いて、消して、ボッキに直して、消して、ぼっきに直して、消して、勃起以外の表現を探して、何故か躊躇って、躊躇して、勃起、と書きたくて、Lineを消す。それはお風呂の中で、指先を動かしているように、親指が止まらないように、人差し指は伸ばしたままで挟んでるように、湯気になっても水滴になっても反応しているように、凄い、早くと、続けていると、鼻の奥がツンとしてくる。何かが溢れ出しているのがわかる。少しだけ開いた箇所を閉ざして、その角度のまま。かたくなったまま、頑なに、口は閉じたまま、かたくなったまま、じゃあ疲れてしまうから、つかれたままで寝ている、風邪をひいちゃうよ。つかれたまま、そのままの色んな事を閉ざしていたら、我慢できなくなっちゃうからもう一度、閉ざされているから、柔らかい、無理矢理という、漢字が書けない何人の人に、囲まれたまま、排出する、ロマンス、うぶ毛から始めている。もう両脇は凄く、下は何も無い。尖っている思想から渡されている何層もの理性を広げている。汗が首元に落ちる。ロシアの白鳥を思い出してみたけど、あれは鷺だったのかもしれない。古いラブホの横は濁っていた比喩と河岸。大声で叫ぶマダムが色付き眼鏡をしたまま、フラットな声で、40過ぎのブヨブヨに太った、脂ギトギトの腹の肉を揺らしながら、懇願する。笑いながら布団はさみで背中の肉を挟み、背中の毛を抜いて、耳元で囁く。キュッと萎んだ一つの動きで二つがキュッとシンクロする。いきそう。二つの先にあるそそり立つ一つから流れていく小さな一つ一つのせせらぎの音、その間、五つの内の一つは小さな一つをこすり続けていて、同時に二つは一つになっていく。小刻みに震える一つと一つは離れて二つはゆっくりもたれかかる。モツ。いや、生レバーから瑞々しい精神の浄化を感じる。これはサバトのように、火にかけないままお客さまに提供していた店の前で、レポーターが美味しく頂きますをしている。のは、シャトーブリアンのようで、酷く裏切られた気分のままテレビの前で白飯だけをキツく噛み締める。早朝5時に焼いた秋刀魚の匂いがする。ネイルアート。これから髑髏のマークを入れる。五つの毒リンゴが生まれる。そんなツイートを見てから解除する。ピルを買って飲む。そんなツイートを見てから解除する。残骸、画面越しに踏み切りを渡ると満員電車にならない5両の黄色の電車が急ブレーキを鳴らす。朝の様にコーヒーを注文する。幕の内弁当を5分で食べる。その前にトイレに10分座り、効率の事を考える。やりきれないまま少し食べたら沢山太る。沢山食べても太らない。細くて綺麗な人に憧れてダイエットをするなんて微塵もない。お腹痛い。整形しても独りぼっち。そんなクローンを独身女性に配給している。という都市伝説に騙される。凄く言霊。循環している霧状のストレスをどこに吐き出せばいいの。一つ、一つがいやらしい界隈で放たれたまま。そういえば放置なんだと思う。折り紙の本、虫かごの中にバッタがいて、蝶を折ってガラス越しに置く。男女問わずの文字を音声で入力、尖ったままの姿でファミレスのコーヒーを飲みたがっている。わかる。わかるよ。