例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

アルバム、「Japanese poetry music」の全解説。

f:id:dai5or6:20210123115038j:plainhttps://soundcloud.app.goo.gl/JreToBxyXjfPKV328

2020年11月5日から右膝の手術で入院してから携帯で制作したアルバムです。以前に朗読したものを使い、djayとサンプリングを使いました。

曲紹介。

一曲目、「他人から貰ったものをわからないように捨てる」

メロディーはシンセを使ってます。これはちょうどコロナが日本に流行り出して世界が変わり始めてきた時に詩を書きました。不規則なリズムと単調な音を組み合わせて世の中での不安感が覆う感じをイメージしました。後でリズムパターンを被せてます。実に20年ぶりに作った最初の曲です。

二曲目、「角質」

アップルやSpotifyで出そうと思ったが著作権がどうこう言われたら嫌なのでやめた経緯は前回のブログに書いてます。この詩は二年前に書いた詩を新たに推敲してます。それぞれ始まっていく映画の様な人生を不器用ながら生きていくという気持ちで書いてます。

サンプリングはプリンス、YUKIゆらゆら帝国、こちらを使ってます。最初のスクラッチは自分なりに気に入ってます。

三曲目、「Phantom pain.」

この詩は一年前に書いた詩、ビーレビューに投稿した、「わっしょい島物語」(何でこんなタイトルつけたのかはわからん。)を推敲した詩を使ってます。ミュージックはサンプル集の曲をビート変えたりLOOPしたりしてます。

世の中で上手く溶け込めない気持ちや苛立ちを押し込んで傷つく心の痛みをテーマにしてます。part2はメロディーに関してはいろんな音をMIXしたやつを合わせてます。トラックでいうと2020.12.13のをベースに使ってます。

四曲目、「カシミア」これは電子書籍、celebrationに掲載した詩を使ってます。カシミアという単語で愛情を表現してみました。これはプリンスのピンクカシミアから影響されてます。メロディーはYUKIとNulbarichをつかってます。アルバムで使うサンプリングは音の感じを統一しようかな、とあまり広げませんでした。version2はビートを抑えた作品にしてます。

五曲目、「Bald・ハゲ・は〜げ〜.」

この詩も二年前に書いた詩でビーレビューに投稿した作品です。テーマは個人的なマイノリティーについて話してます。一度デモを作っていましたが丸々メロディーを変えました。サンプリングはNulbarichの曲をビートを変えて丸々使ってます。しかしながら以前とった朗読とピタリとフィットしたのは奇跡でしたね。後半のはげ、はーげー、は〜げ〜、の所のドラムの入り具合、バッチリでした。程よくジャングル的なビートでお気に入りの曲です。

六曲目、「負けた!そんな日曜日はふさわしいのかい?いや、そんな事は無い。」

これも二年前に書いた詩を使ってます。これもデモで作ったのをクラブミュージック風に変えました。なので別に詩を聴かせるようにではなく小さなクラブで若者が踊っている中、一人ブースの影に佇んでビールを飲んで独り言を話しているオッサンの話。のような感じで聞いてくれたら良いです。サンプリングはサカナクションを使ってます。最後の終わり方はわざとです。

七曲目、「この場所にいる奴らは皆んな敵 version2」

本当は長々と話していたんだけどバッサリ切りとって一行詩にしました。ミュージックはちょうど入院して痛くてたまらない時に作ったのでそんな感じが出ていますね。

八曲目、「蛍」これも電子書籍から出した本に掲載している詩を使ってます。まぁ、エロ詩です。和室で障子に穴を開ける行為が悪いことをしているけど楽しい、みたいな感じがワサワサと、浮かんでくる様な音にしました。聞こえにくいのはわざとです。

 

以上です。正に外に放ってないオナニー作品なので聞く人はまず居ないと思いますがポエトリーミュージックを作りたかったので作りました。朗読もやったことがなかったので滑舌も悪いですがやっていけば上手くなるでしょう。入院中に作った作品として満足です。