例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

重要なプリンスの本が今月でます。

prince。プリンス、殿下、かつてプリンスと呼ばれた男、シンボルマーク、自分の人生に一番影響を与えてくれた人、尊敬する人、アーティスト。
自分の中でプリンスは特別な存在であるけど彼と知り合いたいとも近づきたいとも思わない。
ただ偉大なアーティストという存在。アイコンであればそれでいい。生前も神秘的な人でプライベートは一切わからなかったし敢えて知ろうともしなかった。
しかし膨大な未発表曲は興味がありよく海賊盤、正規で発表されたのではなくどこからともなく出てきた音源を探すのは90年代良くやっていた。しかしインターネットが普及し始めた2000年代から未発表曲はあまり出なくなりSNSが世界に広がってからはprinceもTwitterをしていたが常に見ては居なかったしそんなには追いかけてはいなかった。天才は早死するという世界の定理からかけ離れた人と思っていたし毎年アルバムを出すだろうといつか日本にも来てくれるだろうと簡単に思っていた。
あの日が来るまでは。
それから6年か経ち、日本のプリンスファムでも信頼出来る2人が同じ月にプリンス本を発売する。
まず六月十七日、丁度ザ・ゴールドエクスペリエンスの再販に合わせてブートレグ界のカリスマ、長谷川友さんが執筆されたゴールドエクスペリエンスの時代が発売される。

丁度ワーナーと契約や作品管理で揉めていた時期、作品も物凄い数の曲が誕生した正に第二の黄金期。その時代の出来事を長年プリンスをアンダーグラウンドで見つづけた長谷川友さんの考察と当時の女性問題とかも混じりつつの曲解説。プリンスといえば世間ではゲイなのでは?という意見もあるが真実はノーマルとかゲイとか男とか女とか関係ない、決して解らないなにかであるのは確かであり、そんな彼の生き様を本にするのはとても至難の業であるのは間違いない。しかし何十年も見続けた長谷川さんだからこそプリンスのあの激動の時代を解説できるのだろう。実際、当時の彼の創作ペースは異常だったしLIVEもファッションもワンアンドオンリーな存在だった。80年代の彼と全く違うなにかだった。しかし少し小柳ルミ子も混じっていた。いつも何かロリポップキャンディを舐めていた。マイティがいつもそばでクネクネしていた。そんくらいの情報しか一般の人は解らない。しかし曲は素晴らしかった。LIVEも新作だらけでフレッシュだった。キラキラしていた。
90年代、自分は二十代で都会でヤンチャしていた。だからパープルレインよりゴールドエクスペリエンスが自分の青春のアルバムだし時代でもあるから今回の本は凄く嬉しい。
次に出るのが六月二十一日、「NPG Prince Site」を管理されているKIDさんが執筆された
膨大なプリンスのアルバムを解説してくれたディスク・レビュー本『プリンス オフィシャルディスク・コンプリートガイド』が発売されます。

KIDさんは1999年、携帯でホームページが作れた画期的なihome!というコミニュティでNPGプリンスサイトを始めてもう二十年以上、ホームページを止めることなく続けてこられたネット界のカリスマ。日本のプリンスファムなら必ず観覧されている凄い人で自分もパソコンが無い携帯時代からお世話になっている方でもあり、さすが継続は力なんだと発表を知った時は感動しました。内容はデビューアルバムから最新アルバムまでマニアックでもなく痒い場所に手が届く丁度良い解説内容です。昔は始めてプリンスの曲を聴き、興味を持ってもアルバムが沢山あり何から聞いてみたら良いか解らなかったのでとりあえずパープルレインから聞く人が大半だったと思いますが今、探すときはYouTube、サブスクが直ぐに曲を教えてくれるからそんなに大変では無いし簡単にアルバム曲が飛ばせて聴けるからアルバム自体の意味が薄れているのも現状です。アルバムは一曲目から最後まで曲順通り最後まで聞いてこそ解るカタルシスが有ると思うしアルバム一つ一つにコンセプトがあり、カラーがあり、アーティストの意思があります。サブスクでは決して伝わらない情報も意図もアルバムの歌詞やブックレットやデザイン、カバー、裏面、様々にヒントが隠されているし、それが濃く反映されているのがプリンスのアルバムの良さであり、ミステリアスな部分なのでそこも踏まえて是非アルバムを買ってほしい、そんな時にこの本が有れば時代背景もわかり便利だと思います。しかしながらこういう本を買う人は大抵プリンスファムであり全作品持っている人が多いのですけどね笑笑。
とにかく初心者もファムも納得できる本なのは間違いないでしょう。ですので是非プリンスガイド本として一冊お持ちしておくのも良いかと思います。

六月はプリンスの誕生日月です。(六月七日)
プリンスファムはそれぞれの彼に対する思いを表現します。自分もお二方に負けないようにプリンスに対する思いを世間に発表していきたいです。
ピースアンドビーワイルド!

ではー。