例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

絶望していろ、バーカを読んで。

モリマサ公さんの詩集みると自分が1人で絶望しながら生きていた20代後半を思い出す。ジェネレーションX、バブルが終わり、残りカスをすいながら氷河期を耐えた、大半の負け犬達の1人だった時代。誰かを疎み誰かのせいにして煌びやかな世界を夢見たあの時代。断片的な絶望の淵に腰掛けて朝まで騒いでいたセンター街や歌舞伎町も今はもう無い。それでも立ちすくむ止まれの標識を蹴り上げ、カラスが突く黒いゴミ袋を蹴散らして帰宅してもカメラ録画もネット垂れ込みも炎上もなく、ただ一緒に帰る俺たちと私たちが発したバーカだけで世の中の規則を確認していたあの時代を思い出す。

俺が好きな詩は虹、ベルリン、タイムマシーンが特に好きかな。
ただの馴れ合いでは絶対に書けない作者の人間性をフィルター無しに現像する事は普通の人には出来ない。モリマサ公さんは確かに詩人の人生を歩んでいる。