例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

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蛍。 by 5or6(ゴロ) on #SoundCloud https://soundcloud.com/0wbdxeljocta/4maa8wl88foa?ref=sms&p=i&c=1

灯りを消して 電球から垂れた紐を引いて 花火の後の 白い肌着を探さないで うつ伏せのまま 蚊帳の中で後ろから灯すから だからそのまま そのままで 張り替えたばかりの障子 人差し指を軽く舐めてから ゆっくりと 光を入れる。

抜いて、 入れて、 そう、 のように、 して、 一方、 夏草から蛍は舞い、 甘い水を求めては揺らいで、 隠れるのだから私、 私から一緒に、 いようね、 うん、 蒲の穂がいつの間にか伸びているよ 、 庭先の隅でしっかりと伸びているよ 、 ほら、 見て、 おいで 、

点灯   そっと 点灯    流れて 点灯    そっと 点灯     重なる

湿った肌に少しだけ触れた一つの光が瞳から軌道を描いて映すその柔らかい頬に触れながら伝わっていく夏の日差しで焼けた褐色の体から溢れる甘い薫り、   それは私の方から惚れて恋が灯ったから、

あなたに捕まったまま、

光った。

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