例えばそれが詩というか。

ネット詩人、5or6。若いミュージシャンを応援したり、ラーメン食べたり、詩を書いたり。

崎山蒼志との出会い その8.〜香りの公園編〜

香りの公園の前に色々とあったのですがまた後で書きたいと思います。まずは崎山君のライブの回想を、 十月八日。磐田の香りの公園、遠州web TV企画。崎山君が出なければ一生知らなかった TV。そのライブ。去年のあの伝説となった指死に事件があった場所。アンデレーションは何回も聴いた。アップテンポで少年の思いがうねりとなって空に上る曲。大好きな曲なのだが今日は披露してくれるのか?期待と久しぶりの崎山君に胸をときめくオジサンが朝早く家に出て到着した。渋る家族を連れて、TシャツはザゼンTシャツ。彼に会う時はザゼンTシャツと決めていた。公園へと歩いて行くとなんと、待合テントの外に彼が立っていた。俺は彼に渡したい本があった。

三栖一明 (単行本)

三栖一明 (単行本)

  • 作者:向井 秀徳
  • 発売日: 2017/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
三栖一明である。向井秀徳の書いた自伝。ナンバーガールの歴史が載っている本である。サイン入り。ここしかない!と車に戻り、本を取り出してまた彼に近づき声をかけた。崎山君。は、はい。これをあげるよ。え、あ、いいんですか、わ、わ、驚く崎山君。いいんですか?そんな中、横にいたカッコいいマネージャーが良かったね。貰っときな、と声をかける。ライブ頑張ってね。ありがとうございます。そんな感じで渡す事が出来た。俺は満足して屋台のフランクフルトをリス食いしてライブを待った。嫁と娘は香りの博物館に行ってしまった。ライブは始まり、りお嬢のライブの時、あるサプライズがあった。なんとアンデレーションをりお嬢がワンフレーズ披露したのだ。 すぐさま隣のテントの外で聞いていた彼を見る。きっとビックリしているのでは?ちらっと顔を見ると普通に唐揚げを食べていた。ズコー。流石は崎山君。周りの客たちもザワザワしていた。後で気づいたが大半の界隈の方々がこの田舎の磐田に来ていたみたいだ。岩手や大阪や東京、日本各地からこんなさわやかくらいしか興味のない静岡に来てくれている。凄い経済効果。静岡県よ。もっと彼を忖度しなさい。とにかく今年も落ち葉は舞い落ちて、彼のライブの時間となった。 リハーサルが始まる。その時あのフレーズが鳴り響いた。 間違いない。アンデレーションだった。彼は、歌で、彼女に答えたのだ。凄く感動した。後で詩を書いてしまうくらいに胸にきたのは、テントの側で泣くりお嬢を見てしまったからだった。崎山君とりお嬢の関係は俺はわからないがずっと一緒に戦ってきた戦友なんだろうな、と勝手に思い、自分も泣きそうになった。泣いてないけど。演奏はリラックスしたとても良い演奏だった。 戦地で戦う顔ではなく、戦地から帰って仲間と飲んでいるような顔だった。振り返るとずっと彼は戦っているんだな、俺も頑張らなきゃなぁ、と娘を抱いて後にした。 諭吉佳作/menがジャンプして落ち葉をつかもうとしている姿が印象的だった。最後の記念写真。 f:id:dai5or6:20190423211937j:plain

「香りの公園」

願いが願いのままで 終わりたくないから 彼女はそれを歌にした 願いが願いのままで 終わらない事を 少年は言葉でなく 歌で返した 青葉だった頃に出会った 青葉だった頃に知った歌が 彼女の心に舞い降りた それは落ち葉ではない 青々とした言の葉だったから 公園で舞う落ち葉の中 彼女は泣いた。

やらまいかフェス&掛川農業祭へと続く!